1953-11-26 第17回国会 参議院 通商産業委員会 閉会後第1号
これらの数字的な点について若し調停案の中で御異論があるならば、先ほどこれは甘藷生産の、いわゆる甘藷ですか、原料であるこれを減らすという点については見解を異にするという点はわかりました。これは調停案とはぶつかつていると思います。仲裁裁定とは食い違つている。
これらの数字的な点について若し調停案の中で御異論があるならば、先ほどこれは甘藷生産の、いわゆる甘藷ですか、原料であるこれを減らすという点については見解を異にするという点はわかりました。これは調停案とはぶつかつていると思います。仲裁裁定とは食い違つている。
それに買入場所の運賃を加算するわけでございますが、御承知のように、この運賃はそれぞれの甘藷生産地の場所によつて相当違うかと思います。我々としましては、これは一応生産者団体におきまする自主調整に期待いたしておりますので、或る程度個々の個所、或る村から或る消費地までの個所ということは非常に困難でございますから、昨年度の実績等を見ましてプール運賃を採用いたしておるわけでございます。
そこで更にそこから積めば割引になりますが、そういうことで小樽から本州に向ける場合にはこれは勿論距離数も多くなりますし、当然割引になりますが、道内輸送の小樽、釧路に集結する、そのでん粉は恐らく内地の甘藷生産地から全部東京へ集められるより距離が長くなると思います。そういう関係で、私たちも損害をこうむるのでありますが、どうしてもこれはこのままでは方法がつかんので、下げてもらわなければならんと思います。
又一方のほうにおいて糖蜜であるとか或いは飼料として輸入せられておるところのとうもろこしの一部が酒精の原料に流用せられるというようなことで、この結果切干の値段にも影響をするのでありますから、甘藷生産の農家に対してこういうふうなことで圧迫が加わらないように施策を購じてもらうのと同様、只今買入を決定して頂いたような方法で何とか畑作農家の窮状を政府のほうで救うて頂くようにお願いする次第であるのであります。
まず、第一案の、食糧管理特別会計法等の一部を改正する法律案でありますが、これはさきに決定いたしました昭和二十二年度産米及び甘藷生産價格の引上げに伴う措置でございまして、すなわち、米及び甘藷等の買入價格の大幅引上げによつて、現行の食糧管理特別会計法第四條の二に定めてある食糧証券の発行限度額二百億円をもつていたしましては、食糧買入れの円滑な操作が不可能であります関係上、今回この限度額を四百億円に引上げる
私ども、甘藷生産者の代表を引連れて御相談に上りますから、よろしく。